さて、貼り付けとこう。
2012年12月16日 11:25GMT機内で風邪をもらって鼻水ずるずるなので明るいうちから禁を破って寝た(昼寝ると時差ぼけがなおらない)。まるで市長選のような低投票率に「だろうなあ」と思いつつも、自民単独過半数の報で絶望感深まる。あまりにも忙しくて在外投票をパスした(投票までの手続きが異常に面倒)ので罪悪感。仕事があるけど今夜は寝る。
2012年12月16日 12:16GMT大阪維新の会Osaka Restoration Associationと太陽の党Sunrise Partyの合併は英語にすると怖さ倍増。 で、選挙の結果、the most likelyに右派と極右と宗教右派が内閣と議会の3分の2を占めることになり、国防軍作って中韓露と領土争いって、いつの時代の話だ。
2012年12月17日 15:31今日のうた3首。1)原発3基メルトダウンしても投票率50%の国民風土って究極のKeep calm and carry on。2)危機は頭で理解するものでなくもっぱら本能で察知するもの、ゆえに日本国民は世界一洗練された人類。3)1912年(百年前)は大正元年、いかれた元首と第一次世界大戦のはじまり。
以上mixiのつぶやき欄コピペ、タイムスタンプはGMTにつき9時間ずれてます。お間違いなく。
そんなわけで風邪ひいて寝ており選挙速報も見なかったんだけど、これは見逃して損したかも(唯一のエンタテイメントとして)。YAHOOニュースからの孫引きで貼り付けとく(そのうち読めなく/探しにくくなるかもしれないし)。
テレ東&池上彰の選挙特番、
容赦ないツッコミで異彩を放つ?Business Journal 12月17日(月)17時10分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121217-00000308-bjournal-ent 衆院総選挙が終わりました。自民党圧勝という選挙結果を受けての今後の政治情勢分析については、専門家のみなさんにお任せするとして、今回は、テレビ各社の「選挙速報番組」について書きたいと思います。
各社のラインナップを見ると、NHKは、『衆院選2012開票速報』と題して、いつもどおりの淡々と速報を伝える硬派な番組演出。
日本テレビ系は運悪く(?)、「FIFAクラブワールドカップ・決勝」と日程がかぶってしまったため、サッカーの試合時間中は、データ放送を使って当確情報を画面の隅に流すだけでお茶を濁し、試合終了後に『NNN総選挙特番 ZERO×選挙2012』を放送。アイドルグループ・嵐の櫻井翔くんが東京ドームのコンサート会場から駆けつけるなどの演出も入れて、巻き返しを図る作戦。
テレビ朝日系『選挙ステーション』は、前半を『報道ステーション』の古舘伊知郎が担当し、後半は田原総一朗と各党論客が3時間の(『朝生』的な)討論番組という2部構成。
TBS系は、『乱!総選挙2012』と題し、堀尾正明・膳場貴子キャスターをメインに、スペシャルキャストとしてくりぃむしちゅー上田晋也が参加していました。
フジテレビ系『FNN総選挙2012・ニッポンの決意』は、安藤優子と三宅正治のメインキャスターに宮根誠司がナビゲーターとして加わる、ちょっとガチャガチャした感じ。
ザッピングしながら見ていましたが、正直どれもこれも似たり寄ったりで、チェルシー(ヨーロッパ王者)がコリンチャンス(南米王者)に負けてしまったサッカー・FIFAクラブワールドカップ決勝戦が、各局の番組の中で最も盛り上がったかも……。
●突出していたテレ東
さて、みなさん、まだご紹介していない局が1つあることに気づいていますか?
そうです、テレビ東京系(テレ東)についてまだご紹介していません。
ご覧になられた方はおわかりかと思いますが、テレ東の『TXN衆院選SP「池上彰の総選挙ライブ」』は最高に面白かったのです。
今回のテレビ各局対抗・選挙速報番組対決では、(個人的には)テレ東の圧勝だと思いました。テレ東ではお馴染みの池上彰がわかりやすく解説する形式で、進行役は、『モヤモヤさまぁ〜ず2』や『出没!アド街ック天国』でお馴染みの大江麻理子アナ。番組としては、テレ東お得意のまったりとしたゆる〜い感じの番組なのですが、よく見ていると、テレ東&池上彰のとても挑戦的な番組でした。
まずは、候補者のプロフィールに注目。普通の選挙速報番組ではありえない内容が書かれてました。
例えば、石原慎太郎・維新の会代表のプロフィールには、「“暴走老人”、公式HP名『宣戦布告』」、同党の東国原英夫には、「たけし軍団→知事→国会、おそるべし上昇志向」って、これ、完全に悪意あるでしょ(笑)。
ほかにも、石破茂氏のプロフィールには「カレー作りに異様な情熱」など、そのほかの候補者でも、
「母が振り込め詐欺の被害に」
「大学の先輩は長州力」
「繊維問屋の息子」
「父は偉大なるイエスマン」
「身長186cm」
「ブログに昼食メニュー掲載」
「元NTTドコモ採用担当」
「出馬による転居で息子が涙」
「村上水軍の子孫」
「カエルの置物が大好き」
など、正直どうでもいい情報すぎて、ほかに何が書かれているのかが気になって、開票速報への注意がおざなりになってしまいましたよ。
●容赦ない池上彰の突っ込み
プロフィールには、どういう経緯で政治家になったのかというのも書かれていまして、池上彰は自民党・小渕優子に対して、「お父さんが議員じゃなかったら、あなたは政治家にはならなかったのでしょうか?」と、世襲議員にストレート過ぎる質問をしていました(小渕苦笑い)。
各党幹部に対する池上彰のインタビューもすごかったです。
石破茂・自民党幹事長に対しては、「自民党が勝ったんじゃなくて、民主党が負けたと言われていますが、石破さんどうですか?」と、オブラートにくるむ気ゼロの質問。
石原慎太郎・日本維新の会代表に対して、「パプアニューギニアと北朝鮮を一緒にするから、石原慎太郎は暴走老人って言われるんですよ!」と、若干キレ気味。これを聞いた石原慎太郎も逆ギレな感じで中継が険悪なムードに。中継終了後に、石原代表は明らかに「バカ」と言っていました(音声がオフだったので、口の動きでそう見えたという話です)。
池上彰は止まりません。
無所属の鳩山邦夫(元自民党)に対して「選挙区、昔東京でしたよね? 福岡に移ったのは、(鳩山家が大株主である)ブリヂストンの工場があるからですよね? 自民党に戻るんですか?」
前回の選挙で落選し、今回復活当選した公明党・太田昭宏へは、「今回は、自民も民主も対立候補を立てなかったから当選できたのだと思いませんか?」って、もう、狂犬のように牙剥きまくり、誰にでも噛みつきます(笑)。
その、太田氏への中継終了後に出したフリップには、「宗教法人の信者数」というタイトルで、「創価学会:827万世帯、神社本庁:6242万人、幸福の科学:1100万人、立正佼成会:350万人」という内容。どこまで突っ込むんだ、テレ東&池上彰?
ちなみに公明党関連では、一般視聴者からの質問で「公明党から出馬する候補者はみんな創価学会員なのですか?」(千葉県16歳高校生)との質問も、サラッとやってしまいます。これに対する池上彰の回答は、「会員が多いですが、それ以外の人もいます。意外と知られていないことですね」と、軽く答えてしまいます。
もちろん、次期総理候補である安倍晋三・自民党総裁に対しても容赦ありません。
「戦争もする、交戦規定もある、ということは国防軍の兵士に死者が出ることもある。そういうことを命令する立場になるということですね?」
と、切れ味鋭いカミソリのような質問を次々と繰り出します。
このほかにも見所がたくさんあったのですが、ありすぎて紹介できません。テレ東さん、ぜひDVD化してください!(文=アラキコウジ/ネタックス)
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で、はたして池上彰氏はこれを投票前特番でもやれただろうか。単なるガス抜きではないかとの疑問が残る。