古い記事ですが新しくアップしたのでしばらくこのあたりに置いておきます。
<放射能汚染で国民が不安がるのはなぜでしょう?
特に食に関してはそうですよね?>
不安になるのは、やはり放射性物質が目に見えないからじゃないでしょうか。また、特に食に関しての不安が大きいのは、食べたり飲んだりしないと生きていけない、でも食べると病気になるかも、といった究極の選択を迫られているからだと思います。
とは言え、もう東北地方だけじゃなく日本のほとんどの地域が放射能に汚染されちゃってますから、覚悟を決めて賢く食べるしかないですね。バランスよく食べないと、放射能でガンになる前に別の病気になっちゃいますから。
大ざっぱに言って、子どもは大人の5倍、女性は男性の1.5倍、放射性物質に対する感受性が高いですから、みんなで広く薄く放射能の危険を分担するのではなく、日本全体でどのように分担し合うかプランを立てたほうがいいですね。つまり、子どもと、これから子どもを作る年齢の男女にはできるかぎりクリーンなものを食べてもらい、放射能濃度が高そうなものは年配の男性に集中して食べていただくようにするとか。水に長時間さらしたり茹でたりするなど、調理法を工夫すれば汚染作物もかなり安全に食べられますし。
それに、作物を育て続けたほうが畑や田んぼの放射性物質を早くクリーンにすることができますから、よほど放射能濃度が濃い畑地以外は作物を作り続けたほうがいいでしょう。また、食べてくれる人がいれば農業従事者も離農しなくてすみますし、全体として、幸せになれる人の数が増えると思います。
中心になって食べていただきたいのは60代以上の男性です。仮に取り込んだ放射性物質が原因でガンになるとしても、多くの場合、20年以上かかりますし、それでなくても加齢からくる病因を他に持っている場合がほとんどでしょう。それに、政治家や管理職の多くがこの年代にあてはまりますから責任の取り方としてもふさわしいんじゃないでしょうか。女性の場合は腫瘍化しやすい乳がん(10年〜12年)のリスクがあるので70歳以上になります。
といった具合に整理すると、そんなに不安じゃなくなってきませんか?
ラベル:放射能
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