John Lewis Christmas Advert 2012 - The Journey
毎年毎年心温まるストーリーでミドルクラスのハートをわしづかみだ〜、と思わず照れ隠しにおちゃらけたくなるぐらいのハートウォーミング。コンセプトは、一番大事な人へのプレゼントはAmazonやebayでてきとーに選んだりせず、旅には出ないまでもせめてジョン・ルイス百貨店に足を運んで自分で選べってことかと思うが、そういう直球のメッセージをスノーマンにやらせてるところがあたまいい。フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの『パワー・オブ・ラブ』のカバーは新人シンガー・ソングライターのGabrielle Aplin。
FGTHのオリジナル版『パワー・オブ・ラブ』のPV。ジーザス誕生ストーリー(Nativity)の人物設定で、三賢者のうちふたりとジーザスのとうちゃんのヨゼフが明らかに白人でない点に好印象。
The Power Of Love - Frankie Goes To Hollywood
http://www.youtube.com/watch?v=ShN8UIk5-mw
*
ついでに、2011年のJohn LewisのクリスマスCM。店内のモニタで初めてこのCMを見たときに泣けて困った人もいたと言うが、あながち嘘でもないと思う。いま久しぶりに見たら展開知ってるのにまたぐっときちまったぜ。音楽はザ・スミスの『Please, Please, Please, Let Me Get What I Want』のカバーで歌は女優兼歌手のSlow Moving Millie。昔ながらのコアなスミス・ファンはモリッシーがミドルクラスに魂を売ったと怒っていた。
John Lewis Christmas Advert 2011
*
さらについでに2010年のクリスマスCMも。プレゼントをテーマにした説得力のあるストーリーで、新人シンガー、Ellie Gouldingがカバーしたエルトン・ジョンの『Your Song(僕の歌は君の歌)』が大ヒットした。
John Lewis Christmas Advert 2010
ついでについでにと言いつつ、わたしはこの先何度もこれらのCMを見るだろう。
*
John Lewisの今年の秋のCM、これもすごく頭よくてしかも美しかった。
John Lewis Never Knowingly Undersold TV Advert 2012
【関連する記事】
- さくら。ねこ(泣ける動画、腹がよじれて)。
- パトリック・チャンと『けいおん』
- ルー・リード死す
- 2013年の対日戦勝記念日が終わり、映画『レイルウェイ・マン』が来る
- チャベスの死
- 究極のエキゾチシズム、ガラパゴス化をきわめるという手もある
- ハマス-イスラエル休戦協定発効とバス爆弾の謎
- 革命なう@リビア カダフィの後継、サイーフは自由の身、とBBCが報じる
- ロンドン(イギリス)暴動ーーキャメロン首相のマッチョな対応にあきれる
- ロンドン・イズ・バーニング、文字通りの。ロンドン暴動が全国に飛び火。
- 今日のNEWS‥ノルウェイの銃乱射+自動車爆弾続報とエイミー・ワインハウスの死
- 素浪人バグダティスと職人ルビチッチ<ウィンブルドン1週めの面白試合>
- 伊達vsヴィーナスのテニス史に残る試合。もう1回見たいマッチなんてそうはない。
- マフーvsイズナー、ウィンブルドン2日目に因縁のふたり再び相まみえる
- 「夏休みに一時帰国」なんて、そんな「蛮勇」できません。
- ウィキリークス、日本の原発の暗い歴史を大量放出
- 春のガーデニングすごろくーー1回休み
- 日本の加害者化 ーー対岸から火事を眺めて
- 映画『東京原発』ーー日本原子力発電の闇に切り込む
- キロシローの遺言「電力は余ってる おれはガンで死にたくねえ」

