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先月、年末年始の帰国便を予約しようとして息子のパスポートの期限が残り少ないのを発見。これじゃ帰りにイギリスに入国できない。わたしのほうの期限も1カ月違いで切れるのでいっしょに更新することにして代理申請の書類を取り寄せ、大あわてで領事館に出かけた。
受取時には本人確認が必要なので学校を半日休ませなければならない。ひたすらごろごろしていたハーフタームホリデイ中にやっておくべきだったと反省。学校の旅行時には親と一緒ではないし、息子にはそろそろブリティッシュパスポートを取らせたほうがいいかも。
駅前の写真屋であわてて撮ったパスポート写真が、いやこれはどうしたことか、それともこれが真実の姿か、なんかすご〜いブスで撮り直そうかと思ったんですけど、今後10年間この写真を戒めに真実に向き合おうと決心して(笑)採用した。
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フライトはもう予約したが、出遅れて高いものしかなかった。往復だけで2名合計2000ポンド近い。ヴァージンがなくてBAなので映画三昧の楽しみがない。往復エコノミーで良かったのだが、20ポンド程度の上乗せで帰りはプレミアムにできると言われてそうした。学校が始まる前日に戻るので楽な席の方がいいだろう。
以前は1カ月ぐらい前に予約すればまだ安いフライトが残っていたのに、このごろはすぐ売り切れになるらしい。以前はビジネスクラスを使っていた駐在員家族がエコノミーシートを購入するためのようだ。
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領事館で申請を終えたあと、領事館前のピカデリーを東に歩き、ロイヤルアカデミーで無料展示のみ鑑賞。"NO NEW THINGS UNDER THE SUN"という収蔵品のテーマ公開が病的で面白かった(〜2011年1月9日)。息子の好きそうな柄が何点かあったのでパスポート回収時に誘ってみよう。
特別展は『グラスゴー・ボーイズ』展(〜1月23日)と『ブダペストの宝』展(〜12月12日)。次に来たときに図録を立ち見して見るかどうか決めよう。『ブダペストの宝』展にはピカソとエゴンシーレが1点ずつ入っているがすごく小さい。地上階のカフェでクリームティ。
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その後、フォートナム&メイソン百貨店でショーウインドーのクリスマス飾りを鑑賞。表通りは立体絵画のシリーズ展示で、脇道の大きなショーウインドーはほとんど退廃的ともいえるゴシックな飾り付け。
毎度おなじみ、商魂たくましいリージェント・ストリートのクリスマス・イルミネーション。

暗いのにストロボなしで撮ったら思いっきり手ぶれ。宣伝部分がまったく見えないのでかえってきれいかも(笑)。

フォートナム&メイソン百貨店のクリスマス飾り、
脇道のショーウインドー全景(部分撮影は「続きを読む」のあとに)

フォートナム&メイソン百貨店のクリスマス飾り。表通りは立体絵画のシリーズ。
ウェニスの風景

立体なのがわかるように横から撮ったら妙な構図の絵になってしまった。
静物画

風景画(正面から)

風景画(向かって左側から)

風景画(向かって右側から)

脇道の大きなショーウインドーはガラスを多用したゴシックな飾り付け。
化粧台周り

シッティングルーム

ライブラリーあるいは書斎のセッティング

クリスマスディナーのテーブル

寝室

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