2010年06月03日

[知恵袋] 『ハリー・ポッター』って世界で何万部売れたんですか?+『源氏物語』

『ハリー・ポッター』って世界で何万部売れたんでしょうか?

おおざっぱな数字ですが、英語版ウィキペディアのベストセラーリストに出ています。

最初のList of best-selling single-volume books(単体でのベストセラー)の項目の Between 30 million and 50 million copies(3000万〜5000万冊)の欄に Harry Potter and the Deathly Hallows が出てきます。4400万冊です。

上から5分の2ぐらいまでスクロールダウンすると List of best-selling book series(シリーズもののベストセラー)が出てきます。その表のトップに出ています。シリーズ全7冊が全世界で4億冊以上売れた、となっています。



同じ表のもうちょっと下に吉川英治の『宮本武蔵』がシリーズ7冊で1億2000万冊と出てます。日本語だけだと考えたらすごい数字ですね!

ついでに、ベストセラー作家のリストもみてみました。J K ローリングは『ハリー・ポッター』シリーズ10冊で3億5000万〜4億冊となってます。



さらについでに、何か国語で出ているかのリストもみてみました。『ハリー・ポッター』シリーズは67カ国語です。

『ピノキオ』の200〜260カ国語、『星の王子様』の180カ国語以上というのがすごいです。



村上春樹の『ノルウェイの森』は36カ国語、黒柳徹子の『窓ぎわのとっとちゃん』がひとつ少なくて35カ国。

『源氏物語』の30カ国語に感動。源氏54帖(日本語で約100万字)が、そんなにたくさんの言葉に訳されていたなんて知らなかったよ〜。英語版は何回も訳されていて一番新しい訳が2001年に出版されている。



英語版ウィキペディアによれば、『源氏物語』は「11世紀初期、平安時代の絶頂期に日本の貴族階級の女性、紫式部によって書かれたとされる日本文学の古典。 世界初の小説、初の近代的小説、初の心理小説などなど」と紹介されている。ウィキのフォーマットの左に並ぶ言葉の数をみてまた感動。いま現在で48カ国語で『源氏物語』の見出しがたっている。
ラベル:読書 児童文学
posted by nfsw19 at 00:00| ロンドン ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 知恵袋回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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