『美しい星』
自分は宇宙人だと自覚した男が、核戦争による地球の滅亡から人類を救おうと奔走する話です。これだけ聞くと、世に広がる三島由紀夫という文豪のイメージとはずいぶん遠い印象ですが、物語作りのうまさと文の美しさは抜きん出ていて説得力があります。
いままた再び立ち上がりつつある(?)核戦争の恐怖が、冷戦まっただ中の人々にとってはどれほど現実的であったかの一端がわかる作品でもあり、黒澤明監督の『生きものの記録』を合わせてご覧になると、よりいっそ興味深い読書体験ができるでしょう。

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