2010年05月01日

[知恵袋] 出社しなかった4000名のユダヤ系社員ー9.11陰謀論

9.11の際に、その日、ユダヤ系の社員4000人が休暇を取っていたと報じたNHKの解説員の方は発言の5日後に亡くなったとの事ですが、その後の報道はありましたか?

「ユダヤ系の社員4000人が休暇を取っていた」も「報じたNHKの解説員の方は発言の5日後に亡くなった」もデマです。

ビルからの落下で死亡したNHKの解説委員の件ですね。「9.11陰謀説」を語る人たちにはほとんど何を言っても無駄なんですけど(不毛な論戦を山ほどしたのです)、質問者さんも閲覧者の方々もまだ興味本位の段階かもしれませんから回答します。

陰謀説を唱える人たちの方法論の常として、起きたことのうちの都合の良いことだけをつぎはぎしてストーリーを作るというやり方があり、これもその例です。

0) 9.11は陰謀である疑いがある(前提)。
1) ビルから落ちた人がいた。
2) その人はこれこれしかじかの報道をしていた(9.11発生直後は情報が混乱していたので、あとで公式に間違いだったと否定された/証明されたものまで含めて実に様々な怪情報が飛び交いました)。
3) かれの報じた情報(2)は真実だった。
4) ゆえにかれは殺された。
5) かれが殺された以上、9.11は陰謀だった。

上記の6段階のうち、事実は1と2だけです(2が事実かどうか確認していません)。0は証拠をさがす前提、3は憶測、4、5は1と2を3を元にしたストーリーです。

9.11陰謀説で「事実」とされていることのほとんどは、この方法で「事実と認定」されたものばかりです。

陰謀論に一度はまると「私だけが知っている」という優越感に支えられてなかなか抜けられません。その説に対する反証が出て来ても、その反証も陰謀の一部であるとして退けるのでその人にとっての陰謀はますます肥大化します。また、陰謀論は世界を操る絶対的な力といったものの存在を想定することで成り立つので、何をやってもむだだという無力感を伴います。

よくまとまってますからウィキペディアの「陰謀論」と「陰謀論の一覧」もあわせてご覧下さい。
posted by nfsw19 at 00:00| ロンドン ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 知恵袋回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。