2010年07月10日

[掲示板] 緊急 ガザ自由船団ニュース号外速報

ガザ自由船団ニュース号外を転載します。転載するにあたって行替えに少々手を入れました。コピー&ペーストで全文をお持ちください。

転送・転載歓迎。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 以下転送 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

件名: [CML 004880] 緊急 ガザ自由船団ニュース号外速報
送信者: ekinkoichi@hotmail.com
送信日時: 2010/07/10 8:42

ガザ自由船団ニュース号外速報

<転載・転送歓迎>

 5月31日のトルコ系の9名の死者を出したイスラエル軍による公海上でのマヴィ・マルマラ号への攻撃と拿捕、そして6月6日には同じく公海上にてレイチェル・コリー号を拿捕、それ以降、初となるガザ支援船が間もなく、アテネの南から、出航します!!

http://palestinenote.com/cs/blogs/news/archive/2010/07/09/libya-sending-ship-to-gaza.aspx


記事の第一報を伝えたのは、文中にあるとおりAssociated Press(AP)で、DEREK GATOPOULOS 記者が昨日7月9日(金)午後9時半頃(日本時間)に配信しました。

 Google で関連記事を検索すると、エルサレムポストやハレツ、Yネットなどのイスラエル紙が、イスラエ政府が国連大使を通して事務局長に、リビアに対して国連および国際社会が出発をとどまらせるよう圧力をかけるよう要請していることと、ガザに向けて出発した場合には、イスラエル政府は、国際法に基づき、攻撃することの正当性さを主張している。

 リビアのカダフィの息子が代表を勤めるNGO団体というだけを理由に、短絡的に色眼鏡で見る方もいられると思うので、プロパガンダに曇らせず事実という意味で一言。

 このNGO団体は、スーダン南西部からチャドにかけてのダッフール危機や、コンゴ難民支援などアフリカでの支援に人的、物的支援を精力的に行っている。そして、支援の実績はアフリカ大陸に留まらない。

2009年の年末から年明けにかけてのイスラエル軍によるガザ無差別殺戮の攻撃の後にも、イギリスで元労働党議員ジョージ・ギャロウェイ等の呼びかけでオルガナイズされたViva Palestineのキャラバン隊にも多大なる支援を与えて、その後、多くの支援物資を搭載したトレーラー隊を結成しキャラバンにも合流しました。

 APの報道によれば、金曜日中か遅くても土曜日に出航するとのことなので、世界中の意識あるより多くの意識ある人々の注目が必要です。前回の9名の死者を出したイスラエルの攻撃以降、世界各地で抗議行動が持たれて、イスラエル政府による文字通り殺人的なガザ完全封鎖やヨルダン川西岸地区の侵略状況への意識が高まりを見せていますが、イスラエル政府は、攻撃に関して一切、謝罪することなく、今回、初めて、公式にガザへの搬入禁止物資リストを発表し(ニュース5号で触れたようにこの間、イスラエルがガザ封鎖を始めてから、イスラエル政府は搬入物資に関して一切、公表していなかった)、ネタ二エフ首相がアメリカのオバマ大統領にこのリストを手土産に、イスラエル/パレスティナ自治政府との平和会談へ前進などのリードで、プロパガンダを作り上げ、国際社会に、イスラエルの譲歩なるものを印象付けようとしていますが、こんなものはまやかしでしかありません。

 リストの公表は次号に譲るとして、歪曲かつ巧妙な表現を使いながらも、昨年のイスラエルによる攻撃によって破壊された建築物復興の為の資材は禁止されています。それに加えて、人の移動をイスラエル政府はエジプト政府と一緒になって制限しているために、必要なことは、ガザ地区内での住居そしてインフラの整備の後の農業、産業の復興なのですが、イスラエルとアメリカの言う、原則、ガザ解放とやらのイスラエルの措置では、当たり前のように一切、言及されていません。

 先に出発を表明していたレバノンの支援船オルガナイズ団体に対して、強烈な圧力と恫喝をかけ続けたイスラエル政府は、今回の出発後もいかなるプロパガンダを用意して、リビア支援船を攻撃するかもしれません。例えば、リビア=カダフィ=テロリストがハマスを支援。搬入物資に大量の武器を発見したから攻撃した、というシナリオ。

 そうさせないためにも、イスラエル政府の行動を監視していかなければなりません。

冒頭につけているようにこのニュースは転載:転送歓迎です。言いたくはない一言を言わなければなりません。ニュースとして配信した、ある部分だけをピックアップして、それを自分の主観を混ぜ合わせて記事にするような行為は止めてください。こんなことで個人名を出して諭すというような行為を私はしたくありません。ここで出したリンク先に当たって、自らがソースに当たり、取材し、真否を確認して記事を書いていただくのは、大歓迎です。ですが、肩書きに、日本語であろうが横文字であろうが、文字を書く人、記す者との肩書きをつけて配信される方は、最低限のモラルは守るようにしていただきたいです。

Solidarity!!

阪口  エキン

Free Gaza Japan

〜転送ここまで〜

2010年7月11日午前0時付け追加情報(出典AFP)によれば、リビアのチャーター船、Amalthea号は、エジプトのEl-Arichという港に向かう模様です。


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posted by nfsw19 at 00:00| ロンドン ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 掲示板 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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