2010年02月01日

世界にはあと百人ぐらいネルソン・マンデラが必要だ。

〜友人へのメールの冒頭〜

いま、テレビを見ていて、モーニングショーにモーガン・フリーマンが出演してます。かれがマンデラを演じたイーストウッドの新作(INVICTUS)についてのインタビューです。

さっき、ワンシーンが流れたんですけど、マンデラが「アフリカーナーはもう敵じゃない、わたしたちはみな南アフリカ人だ。いっしょに国をつくっていくために仲間だ」と聴衆に向かって演説しているところで、フリーマンの演技が素晴らし過ぎなんですけど、一瞬で泣いちゃったよ〜。アクセントなんか完璧だよ〜。

イーストウッドもすごいなあ、この時期に、ワールドカップの準備がうまくいってなくて、治安が不安材料になってるだけじゃなくて、ヨーロッパやアジアから遠過ぎるので観客が集まらないかもとか心配されているときに、こういう映画を作るんだもんなあ。南アフリカの人を勇気づけると思う。

それにしても、世界にはあと百人ぐらいマンデラが必要だ。ため息。


マンデラがワールドカップの南ア誘致をサポートするために行った演説で、ロベン島に政治犯として幽閉されていた時、ワールドカップの放送をラジオで聞いていて、いつか平和になった自分たちの国でワールドカップを開催するのが夢だった、とかなんとか言ったんではなかったか(すごく曖昧な記憶によりますが)。で、これがワールドカップ南ア開催の決め手になったという話もある。

しかし、ロベン島では囚人のフットボールチームはあったらしいがラジオは許されていなかったので、実際のところ、ワールドカップの放送を聞くことはできなかった。やるな〜、マンデラ。
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posted by nfsw19 at 00:00| ロンドン ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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