2010年05月18日

[知恵袋] ラッセル・クロウが「なまり」を指摘されて切れたんですって?

ラッセル・クロウがBBCで
セリフに訛りがあると言われてキレたらしいですが、
イギリス人はそういう事をいいがちじゃないですか?
BBCはやっぱり失礼でしょうか?

You-Tubeで聞いてみました。あはは、怒ってますね、聞いたとたんにbollocksで返してますから、元からきげんが悪かったんじゃないですか? あるいは、この点を他でも指摘されていたか。

インタビュアーがあのぐらいの質問をするのは失礼ではないでしょう、役者をプロだと認めているからこそですから。挑発はしてますが(インタビューとはそういうものものですから)、乗っちゃうほうが大人げないと思います。もっとスマートに切り返さないとかっちょ悪いです。

ロビンフッドはイングランドの伝説の英雄ですからねえ、アクセントも含めて地元の自慢でしょう。アイルランドなまりでやられたら、やっぱりやだと思いますよ。それに聞きようによってはアイリッシュがイングリッシュの金持ちに復讐しているみたいかも(笑)。

イギリスの役者はアクセント完璧な人が多いですからほかの国の人の演技にも厳しいかもしれませんね。外国人でも、例えば『シャーロック・ホームズ』のロバート・ダウニーJrぐらいに完璧ならあんな突っ込みはされないと思います。

でも、話題作りにはなったから映画はヒットするんじゃないですか?

 ***

日曜紙の映画評を読んでいたら『ロビンフッド』評がありましたが、やはりアクセントがミッドランド(イングランド中部)のものと違うと指摘されてますね。ロビンフッド(ラッセル・クロウ)はアクションの人だからねえ、と。

それに、改めて気がつきましたが、ケイト・ブランシェットと競演なのでよけいに分が悪いんじゃないでしょうか。彼女のアクセントに対するこだわりは有名で、キャサリン・ヘップバーン役(『アビエイター』アカデミー助演女優賞)もエリザベス1世役(英国アカデミー主演女優賞)も完璧なアクセントで演じて賞賛されてますから。

彼女のインタビューを前に読んだことがありますが、『リトルフィッシュ』で自分の出身地であるオーストラリア女性を演じたときには、オーストラリアの観客や批評家の耳にも説得力をもって聞こえるように、いつもよりさらにアクセントをリサーチし、訓練も受けたそうですよ。

オーストラリア人やニュージーランド人は
こういう事をしょっちゅう言われているのでは?

何か誤解があるような気がするんですが、BBCラジオ4のキャスターはラッセル・クロウのオーストラリアなまりを批判しているわけじゃないですよ。(ミッドランドの人物を)アイリッシュアクセントで演じているけどその理由は?と演技プランについて尋ねています(あてこすりではあると思いますが、ダイレクトに失礼な質問をしたわけではありません)。

イギリス人はアイルランド人を差別的に扱う事があるので
何かと腹が立つのかもしれないです。

この場合、アイリッシュを差別するとかしないとかとは何も関係ないでしょう。例えば日本の映画で、東北が舞台なのに主役の地元の人間が大阪弁しゃべってたら変じゃないですか。それだけのことです。

***

いやもう、ラッセル・クロウの(言葉による)乱暴狼藉にはたまげました。酔っぱらってるのか?! それにしても、そのニュースを聞いて(放送は聞いてないだろうから誰かが書いたものを読むか何かして)即イギリス人はオーストラリア人を差別する、アイルランド人を差別するという方向に話を展開させるってどういうことかい?と首を傾げる今日このごろです。

この件を報じる(?)アメリカの番組
http://www.youtube.com/watch?v=1SVC6yivht4
この件を報じる日本のネットメディア
http://woman.excite.co.jp/News/entertainment/20100517/Hollywood_8268.html

役者に対して、演技中のアクセントが役柄と違うと指摘することは失礼だ、と思う常識(日本の常識、世界の非常識)が、日本の役者の演技をいつまでも向上させない原因の一つであろうとは思います。

ラベル:映画 英語
posted by nfsw19 at 00:00| Comment(0) | 知恵袋回答 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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